当山は平安時代の初め、天台宗第三世慈覚大師に依って開かれました。
これまで約一千余年の長い間、この土地で守られてきたお寺です。
お寺という場所は、誰もが気軽に訪れることのできる場所であるべきだと考えております。
この度、ホームページをリニューアルさせていただきましたのも、
お寺という場所をもっと身近に感じていただきたいという想いからです。
今後も皆さまに近い存在として、また社会に開かれたお寺として活動してまいりますので、
これを機会に少しでも多くの皆さまに安養院を知っていただき、ご訪問いただければ幸いです。
臥龍山 安養院は、平安時代に天台宗第三世慈覚大師によって開かれた由緒ある寺院です。
中興開山は唱岳長音木喰上人と申し上げます。
寛永元年(1624年)に再建され、金色八尺の寝釈迦様 (涅槃像)を安置供養されました。
その像を御本尊としたことで、「寝釈迦寺」と呼ばれ、江戸の昔より長寿とぽっくり信仰で賑わっています。
当山の檀祖は義士で有名な赤穂浅野公の本家、芸州藩主浅野綱晟公の室で八代姫と仰せられます。
出家して当山に止まり、安祥として極楽に往生されました。
暫くして、中国の帰化僧獨湛が当山に逗留し、宝永2年現在の山門に掲げられた『安養院』の扁額を製作しました。
『江戸名所図会』にも登場し、境内に多くの石仏たちが花々の中で祀られている様子は、
荘厳広大な往時を偲ぶよすがとなっています。
そしてこの度、時代、時代を見守り続けた安養院は、さらなる未来を見据えて新本堂を建立。
新たな寺院へと進化いたしました。
寺宝堂は、仏教全体の理解と親しみを深める一助となること、
そして人々の心の平安と浄化を願い、2019年9月に開館されました。
北インド・チベット仏教美術品を中心に、「曼荼羅、タンカ、仏像類、
経典類、工芸美術品」を展示しています。
日曜の朝7時までに本堂に集合です。会費は500円で自由参加です。
大きな声を出すことは健康に良いです。お経を読んで、徳を積みましょう。
下の世話にならないように、お参りを致しましょう。
代参も可能です。その方が身に着けているものをご持参ください。
加持祈祷後、長寿の菊酒と松茸ご飯などが振舞われます。
各行事には、粗供養をご用意しております。
是非お気軽にご参加ください。
〒141-0031
東京都品川区西五反田4-12-1
03-3491-6869